世田谷陸上競技場で陸上教室・走り方レッスン

皆さん、初めまして。
CORD PARTNERSをご利用・ご興味を持っていただきありがとうございます。
まず初めに、CORD PARTNERSとはどんなことをしているのか?ご興味ある方が多いと思います。


CORD PARTNERSは、全国の現役のアスリート達が地域の小学生を初め、中学生、高校生、成人の方々まで全世代に陸上を教えるサービスになります。
未就学児や小学生は、かけっこに必要な走り方や綺麗なフォームを身につけること、クラブチームでは陸上競技の知識を使った体力作りや身体能力向上をさせることをしています。


日本を代表する選手達から個別に教えていただけるマンツーマンレッスンもあり、質がとても高く充実したサービスを受けることができます。
他にも学校へ出張をし、部活動の指導や学校の授業の一部でもご利用することも可能です。

東京都世田谷区での走り方レッスンとは?


さて、本日は東京都世田谷区にあります世田谷陸上競技場で陸上教室を行いました。

世田谷陸上競技場についてはこちら

https://www.se-sports.or.jp/facility/sougou/


当日はコロナの感染が増えているため、アルコール消毒とマスクの着用、検温、ソーシャルディスタンスを徹底し、密を作らないよう実施。


担当したコーチは、2020年日本選手権で9位の成績を残した深沢宏之が陸上教室を行いました。
陸上教室では、かけっこ・走り方についてと、スターティングブロックの使い方について教えました。子供達は、初めて触るスタブロ(略:スターティングブロック)に、「どうやって使うの?」「重い!!」などの声が聞け、とても興味津々でした。


それもそのはず!
小学校の運動会では、立ったままスタートするスタンディングスタートが基本姿勢なので、スタブロを蹴ることがありません。
スタブロを使う姿勢でスタートすることを「クラウチングスタート」と言い、この姿勢は、シンプルに見えてとても奥が深いです。
クラウチングスタートについて、またブログで更新していきたいと思います。


それでは、東京都世田谷区にある世田谷陸上競技場で行った陸上教室の内容についてですが、最初にコーチとなる選手の自己紹介とレッスンを受けて頂いた子供達の自己紹介をし、その後ジョギングに入りました。

ジョギング後は、体操とストレッチを怪我なく安全にするために実施し、ウォーミングアップではどのような動きが苦手なのか、どの動きは得意なのかというのを細かくチェックしました。

上半身の使い方と下半身の使い方を見るために上半身の動的ストレッチと、ラダーをつかった瞬発系のトレーニング、股関節周りを動かす動作を入れて、体の中心から動かす事を意識し、その後50mダッシュを行い、全体の足の速さとそれぞれの癖を見ていきました。

  • 走り方の癖をみたとき、腕が前にあり、脚が流れてしまう人。
  • 前傾ではなく、くの字の姿勢の人。
  • スタートダッシュがうまく出来ないことで、中盤の加速ができず、一定のスピードでゴールまで来てしまった人。

上記の様々なくせが出てきました。

今回実施した走り方教室のメニュー

上記のような癖を一人ひとり把握して世田谷陸上競技場の広さで出来る、今回実施した走り方教室のメニューはこちらです。

  • 腕の振り方
  • 姿勢
  • 足の上げ方
  • 接地
  • スタートの構え方とダッシュ

腕振りは前から後ろに大きく振る!

腕振りは、前で振る意識ではなく前と後ろの両方を振る事を意識します。大きく振り下ろすようにすることで、力強く後ろに腕を振ることができます。バランスよく降るのが大切で、腕振りのタイミングが下半身と連動してくると、自然と前に進む力が生まれ、脚を早くすることができます。

効率よく腕を振るには、真っ直ぐ振ること、前はどこから振って後ろはどこまで振るのか、肘の角度や左右のバランス、を知ってもらう事が重要になってきます!

いい姿勢を作らないと脚は上がらない!

脚を体の前で上げるときは、数字の7を作りましょう。本日のお子様達は4の数字を作っておりましたので、まずは20mをみんなで行進しました。行進の時は、良い姿勢、膝は7、足首はしめる。それらを意識し軸を作りながら歩いていきました。小学校で行進は、一定のリズムもとることができ、走る動きを作るときには最適です。

このときに、後傾をしてしまうと足は上がりますが、体の軸は作れてなく反り腰にならないように注意しましょう。次に、軽く前傾をさせて腿上げをしていきましょう。腿上げは5本やり、フォームと切り返しを徹底的に身体に覚えさせていただきました。

小学生はとても素直なので、自分が早いと思えば素直に、その動きをやるようになります。

接地は母指球で行いましょう。

母指球については、トータルスポーツが書いているnoteでも紹介をいたしておりますが、足の指の付根の部分を言います。無意識のうちに、母指球を使っていることが多いのですが、例えば縄跳びの時はどうでしょうか。連続ジャンプをしている時はかかとを付きますか?つかない方がほとんどでしょう。子供達の中には、縄跳びができない方もいます。一度確認してみましょう!!

スタートの構え方

子供達に多くみられるのが、手と脚が一緒になってしまうスタート方法です。これをしてしまうと、お子様自身は、力を入れやすいかもしれませんが、走る時は手と足は交互に出ますので、スタートでのロスが多くなります。「位置について」と言われたら、スタートラインに着きます。「よーい」で、片方の脚を後ろに引き、前足に体重を乗っけます。「パンッ」となったら、走り出します。これが一つの流れでございます。
走っている子供を見たときは、チェックしてみましょう!

今回の東京都世田谷区の走り方教室も大盛況でした。
最後に30mと50mのダッシュを数本しました。最初に比べると脚が流れる事なく、反発をもらえるようになりました。腕振りと脚のタイミングがなおり、脚を早く回すこともできるようになりました。


CORD PARTNERSの陸上教室は、現役選手がそれぞれの観点で見ることができ、お子様一人一人の癖を見抜くことができます。長い間、陸上競技に携わっているので、走り方や陸上の事にはスペシャリスト揃いです。コーチの方々の経験と知識を使い、短時間でどんな方も足が早くなるようにご指導することができます。

走り方以外にも様々な動きを取り入れており、陸上のトレーニング要素を入れることで、運動能力の向上のお手伝いをさせて頂いております。定期的に通って頂く事で、走りのフォームが固まってくることと、安定したスピード、さらに早くなるための練習もしていく事ができます!
本日もありがとうございました。


日本全国で陸上教室や走り方教室を実施中です。気になる方は下記のリンクからお気軽にお問い合わせください。

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