こんにちは!CORD PARTNERSです!
今回は兵庫県芦屋市陽光町にあります芦屋市総合運動公園グランドにてかけっこ教室、走り方教室を行いました。
子供たちの走り方をみて、気になった事がありましたので今回はその気になった部分について詳しく説明していきたいと思います。
近年、陸上界でよく聞く「ピッチ」「ストライド」という言葉。
長距離・中距離・短距離・・・トラック種目では特に重要視される概念で、ピッチ型の選手、ストライド型の選手などと呼ばれることが多いです。
「ピッチ」とは1歩にかかる時間のことで、「ストライド」とは1歩の長さ(歩幅)を指しています。
歩幅を小さく取る走り方を「ピッチ走法」と呼び、足の回転が速いために目的地までの歩数は増えます。 一方、歩幅を大きく取る走り方が「ストライド走法」で、足の回転は若干遅くなります。
今回は、ピッチ型とストライド型の特徴、それぞれ高めるにはどうすれば良いかご紹介します!
そして、短距離において、それぞれの動きの特徴とそれを決定する要素を書き、あなたがどちらのタイプなのか、ということを考えてもらうきっかけになればと思います。
〈ピッチ型〉
・一歩あたりの接地時間が短い。
・無駄のない足の軌道を描く。
・前半が速い選手が多い。
〈ストライド型〉
・一歩あたりの地面に加える力が大きい。
・地面から離れている時間が長い。
・後半に追い上げてくる選手が多い。
以上がストライドとピッチの動きの特徴です。
いくつか自分に当てはまる傾向はありましたか?
人類最速であるウサイン・ボルトは断然、ストライド型の選手です。
ちなみに、ボルトが100mを9秒57で駆け抜けたとき、100mに要した歩数は「40.92歩」でした。100m÷40.92歩=2.44m
つまり、ボルトの一歩は平均で2m44cmもあるんです。すごいですね!
ピッチを上げるためには、「足をもっと速く動かす!」「筋肉を強化する!」「接地時間を短くする!」という風に思っている方が多いはず。
確かに、いずれも大事なことなんですが、頭で思っていても身体が動いてくれないときって結構ありませんか?
あることを意識することで簡単にピッチを上げることができます!
それは「腕振りを速くする」ことです!
腕振りと足の運びは連動しているため、腕振りを少し速めることでピッチを上げるキッカケを作ることができます。
レースの後半、『足が疲れてきて動かない』となったとき、素早く腕を振ってみて下さい。自然と足も速く動いてくれますよ。
初心者の方がストライドを大きく取ろうとするとフォームが崩れやすくなってしまうため、無理は禁物です。さらに身体への負担も大きく、筋力の強い人向けの走り方となるので、初心者の方の場合には、事前に体を作り上げる必要があります。
ストライドを伸ばすのにまず必要なのは、「股関節の柔軟性」です!
股関節が柔軟になると、可動域が広がり大きな歩幅に近づくことができます。お風呂上がりなどにストレッチを毎日取り入れるだけで、柔軟性が身につきます。
十分な柔軟を行ったら、下半身の筋力を意識的に強化する必要がります。
下半身の強化にはスクワットがおすすめです。筋力が高まると、歩幅は自然と大きくなるはずです!
結局、速く走るためにはピッチとストライドどちらが重要?
結論を言えば、どちらも重要です。例えば、ピッチを意識しすぎると、ストライドが必要以上に短くなってしまい、タイムが思うように伸びなくなってしまいます。
ピッチとストライドどちらも同時に高めること、あるいは、どちらかを過剰に減少させない程度でもう一方を高めれば、スピードが上がり、確実に足が速くなります!
ピッチとストライドどちらも備えたトップスプリンターを目指しましょう!
CORD PARTNERS兵庫県では、中学生の頃から有名だった短距離の佐藤玄主選手や、棒高跳の森田凌世選手など多くの方々が所属しております。
走り方だけでなく、マンツーマンで現役の指導や詳しく見ていただけるので、より良い
練習が詰めること間違いなしです。
選手の皆様はとても明るく優しい方々です!
本日もご覧いただきありがとう御座いました!
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