楽しみながらスタートダッシュ力を鍛えよう!
こんにちは!CORD PARTNERSです!
全国でかけっこ教室や走り方・陸上競技のプライベートレッスンが受けられるCORD PARTNERSですが、本日は愛知県名古屋市にあります新宝緑地運動公園にて陸上教室を行いました。
今回は、「楽しみながらスタートダッシュの力を鍛える」ということで、そのトレーニング法に着目してお話ししていきたいと思います。
スタートダッシュの力を鍛えるにはどうすれば良いの?
運動会や陸上大会で、スタートダッシュが得意な選手を見ることはありませんか?号砲と共に一気にトップに躍り出るスタートダッシュの鋭さに憧れたことのある人は多いのではないでしょうか。
スタートダッシュを決めるためには大切な要素がいくつかあります。
①号砲への反応を早くする
②号砲と同時に、瞬発的に力を発揮し、素早く一歩目を踏み出す
③身体を前に倒しながら、しっかりと地面を押す
④瞬発力を生み出す速筋を鍛える
大きく分けてこの4つが必要になってきます。
それでは、この4つについて解説していきます。
スタートダッシュを決めるための4つの力
①号砲への反応を早くする
号砲が鳴ってから一歩目を踏み出しますが、陸上競技の大会においては、ピストルが鳴ってから0.100秒未満の間に動いてしまうとフライングを取られます。ですので、良いダッシュを決めるとは、反応時間を限りなく0.100秒に近づけると言う事になります。100mのトップ選手では0.107秒ほどで反応できる選手もいます。0.200秒かかってしまうとかなり出遅れたと言う印象を受けるスタートになります。
②号砲と同時に、瞬発的に力を発揮し、素早く一歩目を踏み出す
素早く一歩目を踏み出す際に必要な力は、スタートの構えの時に後ろになる脚を一気に前に引き上げる力、そして、前になる脚で地面を力強く押す事です。脚を引き上げるには腹筋、腸腰筋の力が必要になります。
③身体を前に倒しながら、しっかりと地面を押す
より推進力を得るためには、体軸を前に倒して、地面を強く長く押すことが必要になります。100m走においても、スタートダッシュ直後は、接地時間が長めで、徐々に接地時間が短くなっていきます。しっかりと地面を押す感覚を持ちましょう。
④瞬発力を生み出す速筋を鍛える
瞬発力を生み出す筋肉を速筋と言います。この筋肉は素早く力強い筋肉の収縮を繰り返すことで鍛えられていきます。逆に、ゆっくりとしたジョギングなどでは遅筋というゆっくりと動く筋肉が鍛えられていきます。ですので、瞬発力を鍛えたい場合にはジョギングではなくダッシュを繰り返すような練習を取り入れるべきなのです。
楽しく瞬発力を鍛える「変形ダッシュ」に挑戦してみよう!
スタートダッシュを決めるために必要な瞬発力を鍛える方法は、世の中には数え切れないほど沢山の方法があります。それくらいに奥が深く、鍛えがいのある能力なのです。今回はその中でも気軽に出来て、しかも楽しく、効果もある方法「変形ダッシュ」を紹介します。これによって前述した①〜④の力を身につけることができます。
「変形ダッシュ」のやり方
・スタートラインに、後述の姿勢で準備します(2〜5人ほどで競争すると楽しめます)
・合図を出す人が、見えないところで手をパンッと叩きます
・その合図と同時に、一気に走り出します(距離は20mほど)
1,うつ伏せ(ビーチフラッグスの姿勢)
2,腕立て伏せの姿勢
3,正座
4,あぐら
5,仰向け
これらをスタートラインに前向き、後ろ向きで1本ずつ行ってみてください。5種類×前後で10本走ります。仲間と競争すると盛り上がりますし、楽しみながらやることができます。また、自分たちでスタート時の姿勢を色々と考えてみるのも良いでしょう。ぜひ、いろんなアイデアを出してみてください。
理想的な「腕振り」指導もCORD PARTNERSにお任せください!
今回は、「楽しみながらスタートダッシュの力を鍛える方法」について解説させていただきました。
当記事では、「変形ダッシュ」に絞りご紹介させていただきましたが、これ以外にもトレーニング方法はたくさんあります。
一人では意識してトレーニングすることが難しいお子様もおられると思いますので、基礎動作を徹底指導した上で、正しいトレーニング方法の定着を図ります。
CORD PARTNERSでは、現役の陸上選手より丁寧に指導を受けることができます。
愛知県名古屋市には、投擲を指導いたします槍投げの石山歩選手や色々な競技を教えれる混成競技の片山和也選手、400mの中山聖選手がございます。
他にも多くの陸上選手が在籍いたします。
ご不明点・ご質問・ご興味をお持ちの方は、お手数ですがご連絡いただけますと幸いです。
https://cordpartners.net/contact/
ご覧いただきありがとうございました!