こんにちは!CORD PARTNERSです!
先日は、岡山県総合グラウンド補助陸上競技場にて陸上教室(かけっこ・走り方指導)と100mの中学生・高校生選手にグループ指導を行いました。
そこで今回はトラックレースで重要となってくるスタブロを蹴ってからの、スタートダッシュについて書いていこうと思います。
トップアスリートでもスタートダッシュの練習に何時間も費やしているほど、スタートダッシュはレースの勝敗を分ける重要な要素です!スタートが上手くなってライバルよりも速く走りたいですよね。
今回は、スタートダッシュのポイントや基本的なことなどをご紹介していきます!
スタートダッシュは文字通り、スタート直後に速く走り出すことです。
陸上競技の短距離走はもちろん、小学校のかけっこでもスタートダッシュはとても重要です。
スタートダッシュは主に2種類あります。
クラウチングスタートとは、しゃがんだ状態からスタート姿勢をとる方法です。
陸上競技で400mより短い距離にこの手法が採用されます。身体にかかる負担が大きく、スタートの瞬間から大きな力で前進できることから、長距離走ではなく、短距離走向きのスタートといえます。
スタンディングスタートは、文字通り立った状態で片足を前に出してスタート位置に立つ方法です。「クラウチングスタート」よりも、身体への負担が少なく、基礎的な筋力も必要としないことから、小学生のかけっこなどにおいても、頻繁に使われています。
フライングをせずに、上手くスタートダッシュを切るのに大事なのが、リラックスして力を入れすぎないことです。
深呼吸をして身体をリラックスさせてからスタートラインにつく。ピストルの音が聞こえると同時に、スタートをする!
タイミングよくスタートを切るためには、反射神経を鍛える練習が必要になってきます。
スタートダッシュには3つのポイントがあると考えています。
① 地面をしっかり押す
② 前傾姿勢を保つ
③ 腰が引けないようにする
それでは一つ一つ解説していきます!
スタート時の1歩目と、最初の5歩くらいまでは、しっかりと地面を押して身体を前に推進させるという意識を持ちましょう。スターティングブロックは後ろ足ではなく前足を意識して押すようにしましょう。
→前足を意識するほうが、1歩目だけでなく、2歩目3歩目が出やすくなるので、スタートダッシュが成功する確率が上がります。
※好みや感覚で後ろの足を意識したほうが良い、という選手もいるので、練習で違いを試しておきましょう!
クラウチングスタートは、しゃがんだ状態から腰を浮かせ、前傾姿勢をとることにより、瞬発的に加速することができます。
しかし、前傾姿勢をとる際の注意ポイントして、「前傾は倒れるほど良いというものではない」ということも、覚えておきましょう。
前傾が深すぎると、バランスが取れず、逆にスタートが遅くなってしまうこともあるので、練習で自分に合った角度を見つけるように、意識しましょう!
スタートした後に前傾姿勢を意識した時に、上半身を下げようとするだけでは
「前傾姿勢もどき」になってしまいます。腰が引けて「くの字」になってしまっていると進みません。
スタートの時に正しく前傾をできているのかを判断する時には、お尻が接地した位置よりも前に移動しているかどうかを確認してみてください。
いかがでしたでしょうか?
以上のポイントを意識して練習していけば、上手なスタートダッシュを身につけられます!
実際にどのような練習をすれば良いか分からない方は、タイヤなどで負荷をかけた状態からスタート練習をすると、瞬発的な力が発揮しやすくなりとても効果的です!
ただやるだけてばなく、動画撮影をして上記のポイントができているか、フォームをしっかり確認していきましょう!
CORD PARTNERSでは、現役の陸上選手より丁寧に指導を受けることができます。
岡山県には、短距離・跳躍の2種目を見れる倉本龍也選手や、投擲指導で好評な笹原彩翔選手、馬木樹里選手がいます。
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