いつもCORD PARTNERSをご利用いただきありがとうございます。
今回は兵庫県宝塚市にあります宝塚末広中央公園でかけっこ・走り方教室を行いました。
本日は7歳のお子様3名様のご指導をしたときのことを書きたいと思います。
初めに自己紹介と挨拶を行いました。
初めにジョギング、体操、ストレッチを行いました。
あるレッスンを拝見したことがありました。
その時思いましたのが、何もせずにいきなり走らせることです。
「ありえない!!」と感じました。
子供は大人ほど身体が作られていませんので、怪我なく安全に行うために準備運動は必要なのです。もちろん大人の方も必ず、準備運動はしてくださいね!
良い走りをするためには、身体の可動域を広げること、柔軟性を高めて大きな動きができることが大切になってきます。
本日のウォーミングアップでは、全身を動かすダイナミックストレッチやスキップや様々な体勢からダッシュをする変形ダッシュの動作を入れていきました。
体を温めて運動を行うことで怪我のリスクが抑えられ、パフォーマンスの向上も高くなります。
その後50mの流し(7割で走る)とダッシュ(全力)での走り方をみていきました。
走り方をみて、腕を小さく降ってしまう動きや、よく子供にみられる代表的な動きの足が後ろに流れてしまい中々うまく進まない動きをしており、一生懸命走っているだけになっていることがわかりました。
他には膝を高く上げすぎて後傾してしまい、前に進まないといった子供もいました。
腕を大きく振ることで、遠心力がもらえます。
小さく腕を振ることに比べて、大きく振れば力をもらうことができる一つのメリットがありますが、逆に正しいフォームで振ることができなければ、身体が後ろの方向に引っ張られてしまい走りにくくなってしまうことや、腕もしくは肘が伸びてしまい速く走れなくなってしまうデメリットがあります。
CORD PARTNERS指導者の方々は、効率よく腕を振るために「真っ直ぐ振ること」「前はどこから振って後ろはどこまで振るのか」「肘の角度や左右のバランス」を考えて指導しています。
子供に腕も振り方を知ってもらう事がとても重要になってきます!
全力で、走る中でいきなり修正は難しいので、その場で腕を振ることから行います。
その場で行うとできなかった動きができるのです!
自分に合った腕振りを意識して短い距離から走らせて、距離を伸ばしていき、最後までフォームを崩さないように走れるようになっていきました。
気をつけるポイントは、肘が伸びる事、肘を曲げ過ぎて小さくなってしまう事の2点です。
このような場合の腕振りは、力を出しづらいので気をつけてみましょう!
子供の中には、左右に傾いて走ったり、横ブレをして走る子供がいます。
「右足から左足への乗り込み」という点では、とても良いと思われますが、この左右のブレがある事で、地面からの反発がもらいづらいことも確かです。
乗り込みは、体全体で反発を最大限にもらうために必要な動作ですが、「良い姿勢」ができてないと、ブレーキ動作もしくは減速する動作に繋がってしまいます。
まずは、わかりやすい「一本の棒」を子供に意識させます。
次に、直立した姿勢から前に倒れる動作を行いましょう。
そうすることで、左右にブレない走りを身につけていきます。
最初は、いつもと違う走りで子供も違和感があると思いますが、良い姿勢で真っ直ぐ走ること反発をもらい速く走れるようになるきっかけを掴めます。
次に手を後ろで組んで自分の手で腰を押してあげる動作を行いました。
これをすることで、足が流れにくく、良い姿勢を保てるようにもなります。
左右にブレなくても乗り込めることもわかりますので、是非時間が有れば取り入れてみてください。
CORD PARTNERSでは、全国の各地域に住んでいる選手の方々がコーチとなり、皆様の走り方のご指導を行っております。
より正確な走りと、知識を身につけ、将来はあらゆるスポーツで活躍できるように、丈夫な体を作る助けとなるようにと考えてレッスンを行っております。
本日もありがとうございました。
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