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コロナ渦の中ではございますが、感染予防の手順に従い、手洗い、うがい、アルコール消毒、マスク着用を徹底して行っております。
今回は奈良県橿原市にあります、橿原陸上競技場(多目的広場)にてかけっこ指導をさせていただきました。
3-4年生を中心に指導をさせていただいたときに感じたことを書かせていたこうと思います。
速く走るためにどうやって力をいれるかを考えよう。
1. 正しく力を入れて動こう!
ある指導をみていると、「もっと腹筋に力を入れろ!」、「方が力んでるからリラックス」というようなアドバイスが飛んでいるところを見かけることが多いです。
走るときに体のすべての部位が脱力していると速く走るどころか立つこともできないですよね!なので、立つということは足に力が入っているということになります。そして、腹筋・背筋・足などに力を入れたり抜いたりすることでバランスを保って走ったり跳んだり、投げたりすることができるようになるというわけです。椅子から立ち上がる時には「足と腹筋
」、腕立ての時には「腕と腹筋と足先」に力を入れているということがわかってくると思います。このように何かの動作をするときには「必要な部位に必要な分だけ力を入れる」という行為が必要になってくるのです。
2. 力んだことによるデメリット
逆に、ある動作をするときには力を入れなくてよい部位もあるということはわかっていただけると思います。椅子から立ちあがるときに「首に力を入れる」ことはしませんよね?
これは走るときにも同じことが言えます。体幹部、脚、腕のように様々な部位に力を入れることで走ることができるようになります。
ここで注意が必要なのは、必要以上に力を入れると力みに繋がってしまうということです。力みは体を強張らせ、必要以上に体力を使い、疲れやすくなります。大事な大会や記録を狙いたいときには明らかにマイナスであることは言うまでもありません。
3. 正しく力を入れる場所
ではどこに力を入れるのが良いのか。
これは人によってそれぞれの部分ではありますが、私がコーチをするときにはこのようにお伝えします。「腹筋とお尻を鍛えて力を発揮できるようになりましょう!」
腹筋は姿勢保持のためです。特に小学生では体幹部がぐらぐらして前傾姿勢や後傾姿勢、ブレの原因になります。
お尻はより大きな力を発揮するためです。指先、足先は細かく繊細に動かすことができる、動かしやすい反面大きな力を出すだけの筋力がありません。
お尻回りには大きな力を出せるだけの筋肉がたくさんありますが、指のように器用に使いこなすことは難しいです。
大きく言うとこの2つの部位を重点的に鍛えることで記録の向上に繋がってくると思います。
ただし!!小学生にとって筋トレが必要かどうか。私は過度な筋トレが将来の伸び代を前借りしている行為だと感じているので、記録向上を目指すことも大事ですが将来を見据えてほどほどに行いましょう。
4. 感覚を覚えて走ってみよう
このように体幹部、お尻を鍛えることで走りが安定していきます。走る前にちょっと意識するだけでも変わってくると思います。同じことを言いますが、過度なトレーニングは禁物です。強度は低くても感覚を研ぎ澄ますトレーニングをすることで大きな変化が出る年代なので、指導者側も創意工夫が求められます。
CORDPARTNERSでは全国各地に住んでいる選手の方々がコーチとなり、皆様の走り方の指導を行っております。
より正確な走りと知識を身に付け、将来はあらゆるスポーツで活躍できるように、丈夫な体を作る手助けとなるようにと考えてレッスンを行っております。
本日もありがとうございました!レッスンを受講してみたい方はこちらからお問い合わせください。
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