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本日CORD PARTNERSでは、東京都八王子市にある富士森公園陸上競技場で足が速くなりたいと申し込んでいただいた中学生の男の子にプライベート指導を行いました。
かけっこや鬼ごっこなどで、走って逃げたり、追ったりする中でついつい肩や腕に力が入ってしまう事は、子供達の走りではよくあると思います。
腕を振る時に力んでいると言われると、肩が上がってしまうことや、上腕二頭筋(力こぶ)が固まってしまう事をイメージするとおもいますが、その他にも力んでしまう箇所があります。しかし、その箇所は、意識や使い方次第ですぐ直すことができます。
解決策も書いてあるので良かったら試してみてください。
腕を振る時に、力んでいないと思っても、実は自分では気づかないうちに余計に力が入ってしまう手の使い方とは、腕を振る時に手をグーにしていることと、パーにして腕を振ることです。
なぜ、グーとパーの形がよくないのかというのを、まずはグーから考えていきたいと思います。
走る時に、手をグーにして走る子供達は多いと思います。先生も「こうやって腕振るといいよ」という例にグーを勧めてくることもあります。
しかし、グーにするというのは、前腕(肘と手首との間)にある「ものを掴むための筋肉」に力が入ることでなる運動です。肩や上腕二頭筋がリラックスしていても前腕に力が入っていては、腕をうまく振ることができません。リラックスして腕を振ろうとしても手がグーになってしまっている事で、腕はうまくリラックスできていない状態になってしまいます。
次に手をパーにした状態です。パーの時は、グーの時とは逆に、前腕の手を開く筋肉に力が入る運動によって手が開きます。力が入っている筋肉は正確には違いますが、グーの時と同様に前腕に力が入ってしまっている状態です。こちらも、腕はうまくリラックスできていません。
腕に力みがあると、肩が上がる原因にもなる可能性や、足の動きと腕振りのタイミングがずれる原因にもなり、結果的に速く走ることができなくなってしまいます。
手の握り方は、人それぞれ走りやすい形があります。しかし手や前腕に力が入っている状態ではうまく腕を振ることができず、速く走ることはできません。もし気づかずに力が入ってしまっている子がいましたら、まずは意識して手の力を抜くことで改善されます。グーの形で力んでしまっていたら、軽く握るように、パーの形で力んでいたら力を抜いて自然に開いた形にすると、より良い腕振りができると思います。
走る前に手や腕をリラックスさせるようにぶらぶら振ってから走り始めたりするとより効果があるかもしれません。ぜひ試してみてください。
今日のブログは以上です。
今回は自分では気づかずに力んでしまう腕や手の使い方とその対処法を紹介しました。
頑張って走ることはとても大事ですが、それが力みに繋がっては本末転倒です。
「リラックスする」という意識を持って走ってみましょう。
CORDでは、全国で行われている無料陸上教室を八王子市でも開催予定です。
小学生以下は、ずっと無料なので興味のある方はぜひご参加ください。
これからも子ども達が楽しく運動をすることができるようにスタッフ一同サポートさせて頂きますので、今後とも変わらずご支援の程、宜しくお願い致します。
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