私共MINT TOKYOは様々なデザインや様々なアイデアを通じ、
世の中を彩ることを⽬的に2011年に創業しました。
空間のデザインや演出、事業のグランドデザインや
コミュニケーションプランニングなど
領域は多岐に渡り、様々な業界のお仕事をさせていただいておりました。

そんな中、2016年夏に⼤学の先輩が監督をする
陸上の実業団チームのブランディングの相談をいただき、
打ち合わせをしようという時に所属会社の経営事情で
先輩の率いる陸上部が廃部になってしまいました。
翌年には世界選⼿権も控えており、学校を出たばかりの選⼿も多数いる中、
会社からの猶予は年度末まで。
約半年の間に選⼿の移籍先や新たな働き⽅を模索しなければなりませんでした。
我々は、様々な繋がりを頼りに多くの企業にアポイントを取り、
選⼿の移籍先や活動⽅法を模索していました。
そんな中、企業側から最も多く⾔われた⾔葉が「陸上は広告換算値が低い」。
確かに競技の特性やマーケット的に露出は低いかもしれません。
しかし、陸上の価値やスポーツの価値って広告換算値で判断するものでしょうか？
私は決してそうでは無いと思います。
⼈を感動させ、⼼を揺さぶり、⼈間を成⻑させる事が
スポーツの価値だと思ってますし、そう信じてます。
結果、先輩のチームは⼤⼿企業に⼿を差し伸べていただき
現在も活躍していますが、それは稀な⼀つの成功例でしかありません。

今回、コロナ禍で⽇本中の企業が⼤きな打撃を受けています。
このままだと開催予定のオリンピック後に
実業団の解散や解雇が多く出てしまうと思います。
スポーツが、陸上がコロナに壊されてしまう。
確かに僕も会社経営をしていてコロナの経済への打撃は大きいと感じています。
しかし、私はコロナを理由にアスリートを露頭に迷わせたくありません。
私はアスリートに沢⼭の勇気と⼒をもらいました。

今度は私たちの番です。
スポーツが盛んで皆が⼼も⾝体も健康な世の中は素敵だと思いませんか？
そんな世の中を⽬指す為に選⼿が会社以外の組織から収⼊を得られる仕組みとして、
この度CORD PARTNERSを設⽴しました。
スポーツの⼒を信じて世の中を素敵に彩っていければと考えております。
どうぞ、宜しくお願いいたします。